聞き取り 17〜20番 中心となる考えを選ぶ
聞き取り · 普通
確保目標。「그래서(だから)」「제 생각에는(私が思うに)」の後が答えです
一人の話し手が経験や状況を語りながら自分の意見を述べる短い談話を聞き、その人の中心となる考えを選ぶ問題です。談話はたいてい状況説明から始まり、問題やきっかけを経て、「그래서(だから)」や「제 생각에는(私が思うに)」の後に続く結論へとつながる順序で展開します。 17〜20番は13〜16番の一致タイプと混同しやすいですが、性質が異なります。一致問題は談話に出てきた事実を一つそのまま確認すれば解けますが、中心となる考えの問題は話し手が複数の文にわたって話した内容を一つの結論に圧縮して選ばなければなりません。そのため選択肢の四つはすべて談話に出てきた単語を一つずつ使っていますが、実際に話し手の結論と一致するのはそのうち一つだけという構造になっています。単語だけを聞いて「聞き覚えがある」という理由で選んでしまうと、かえって罠にはまりやすいのはこのためです。 前半には例や経験談が出てきて、本当に言いたいことは後半の一、二文に集まっています。そのため最初から最後まで同じ重みで聞くとかえって混乱しやすく、合図となる語句が出てくる地点から集中して聞くと正解がはっきりつかめます。特に序盤で見慣れない語彙や長い状況説明が出てくると、そこですでに集中力を使い切ってしまい、肝心の結論の文が出てきたときに聞き逃すことが多いです。ですから序盤の内容は「何の話をしようとしているのか」程度に軽く聞き流し、合図となる語句の後に集中力をためて聞く戦略が有利です。 序盤の例だけを聞いてそれを結論と勘違いしたり、談話の中でさりげなく触れられただけの付随的な内容を正解として選んだりする間違いが、最も多い罠です。聞き取り全50問のうち1〜20番はやさしい〜普通の難易度でありながら配点比率は40%にもなるため、このタイプでミスを減らすだけでも合格ラインにぐっと近づくことができます。
中心となる考えを選ぶ
- 그래서 — 原因や経験を述べた後、結論へとつなげる最も一般的な合図となる語句です。この後に続く文がそのまま中心となる考えになります。
- 제 생각에는/제가 보기에는 — 話し手が自分の意見であることを直接示す表現です。この後に続く文をそのまま正解候補と見なします。
- -는 게 좋다/좋겠다 — 勧め・提案型の結論です。話し手が望ましいと考える行動に付きます。
- -아야 한다/여야 한다 — 当為(必要性)を表す表現です。話し手が必ず必要だと信じている内容に付きます。
- 저는 -다고 생각합니다/봅니다 — 改まった文体での意見の締めくくりです。談話の一番最後の文によく現れ、そのまま正解になる場合が多いです。
- 오히려 — 予想とは反対の本当の要点を切り出すときに使う、逆転を示す合図となる語句です。前の内容を覆す文の前に来ます。
- 결국 — 複数の事例をまとめて最終的な結論へ導く表現です。
- 무엇보다 — 複数の要素の中で話し手が最も重要だと考えるものを強調するときに使います。
- -는 것 같아요/것 같습니다 — 遠回しな意見の提示です。断定的ではありませんが、話し手の結論であることに変わりはありません。
- 사실은 — 見た目とは違う話し手の本当の気持ちを切り出すときに使う合図となる語句です。後に続く文に核心があります。
- -기 마련이다 — 一般的な道理・傾向として結論を一般化するときに使います。
- 이처럼/이렇듯 — 先に挙げた例をまとめながら結論の文へと移る接続表現です。
- 「그래서(だから)」「그러니까(なので)」の後に続く文
- 「제 생각에는(私が思うに)」「제가 보기에는(私が見るに)」の後に続く意見
- 「-는 게 좋다(〜する方がよい)」「-아야 한다(〜しなければならない)」のような勧め・当為の表現
- 談話の後半(最後の一、二文)に来る結論
- 談話を聞きながら、話し手が例を挙げている部分と結論を述べている部分を区別します。
- 「그래서(だから)・제 생각에는(私が思うに)」のような合図となる語句が出てくる瞬間に集中します。
- 最後の一、二文で話し手の結論を確定します。
- 結論に最も近い表現の選択肢を選びます。
- 談話の序盤にある例や状況説明を中心となる考えだと勘違いすること
- 話し手がさりげなく触れただけの付随的な情報を正解として選ぶこと
聞き取り全体の得点の40%を占める1〜20番の区間に含まれます。合図となる語句を一つつかむだけでも正答率が大きく上がる箇所なので、逃すのはもったいないです。